1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、線分AD, BE, CFは一点で交わっており、BD:DA=1:3, BE:EC=1:4である。このとき、CF:FAを求める。
2. 解き方の手順
チェバの定理を利用する。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、頂点A, B, Cから対辺またはその延長上に引いた線がそれぞれ点D, E, Fで交わるとき、3つの線分AD, BE, CFが一点で交わるならば、
が成り立つという定理である。
与えられた条件より、BD:DA = 1:3, BE:EC = 1:4なので、CE:EB = 4:1となる。
チェバの定理にこれらの値を代入すると、
したがって、AF:FC = 3:4となる。
求めるのはCF:FAなので、FC:AF = 4:3である。
3. 最終的な答え
CF:FA = 4:3