Aから取り出す黒玉の個数と、Bから取り出す黒玉の個数の組み合わせによって、合計の黒玉の個数が2個になる場合を考えます。
* Aから0個、Bから2個
* Aから1個、Bから1個
* Aから2個、Bから0個
上記の各場合について確率を計算し、それらの確率を足し合わせることで、求める確率を得ます。
(1) Aから0個、Bから2個の場合
Aから0個の黒玉を取り出す確率は、白玉を2個取り出す確率なので、
P(A0)=9C24C2=366=61 Bから2個の黒玉を取り出す確率は、黒玉を2個、白玉を1個取り出す確率なので、
P(B2)=10C36C2×4C1=12015×4=12060=21 したがって、この場合の確率は
P1=P(A0)×P(B2)=61×21=121 (2) Aから1個、Bから1個の場合
Aから1個の黒玉を取り出す確率は、黒玉を1個、白玉を1個取り出す確率なので、
P(A1)=9C25C1×4C1=365×4=3620=95 Bから1個の黒玉を取り出す確率は、黒玉を1個、白玉を2個取り出す確率なので、
P(B1)=10C36C1×4C2=1206×6=12036=103 したがって、この場合の確率は
P2=P(A1)×P(B1)=95×103=9015=61 (3) Aから2個、Bから0個の場合
Aから2個の黒玉を取り出す確率は、黒玉を2個取り出す確率なので、
P(A2)=9C25C2=3610=185 Bから0個の黒玉を取り出す確率は、白玉を3個取り出す確率なので、
P(B0)=10C34C3=1204=301 したがって、この場合の確率は
P3=P(A2)×P(B0)=185×301=5405=1081 求める確率は、上記の3つの場合の確率の和なので、
P=P1+P2+P3=121+61+1081=1089+10818+1081=10828=277