$a > -1$ を満たす実数 $a$ が変化するとき、2直線 $x + ay = 1$ と $ax - y = -a$ の交点の軌跡を求め、$xy$ 平面上に図示する問題です。
2025/7/22
1. 問題の内容
を満たす実数 が変化するとき、2直線 と の交点の軌跡を求め、 平面上に図示する問題です。
2. 解き方の手順
まず、2直線の式を連立させて、 と を を用いて表します。
...(1)
...(2)
(2)より、 ...(3)
これを(1)に代入すると、
であるから、
...(4)
(3)に(4)を代入すると、
...(5)
(4), (5) より、、です。
ここで、 を計算すると、
よって、 となります。これは、中心が原点、半径1の円を表します。
ただし、 であるから、この範囲における と の範囲を考えます。
のとき、
したがって、 上の点 は含まれません。
また、 が十分大きいとき、 は -1に近づき、 は0に近づきます。
は1になることはありません。( が無限大に発散する場合を考えれば、は-1になることがわかります。)
が 1 となるのは のときで、 です。
よって、軌跡は円 から点 を除いた部分です。
から となります。
3. 最終的な答え
円 ただし、点を除く。