まず、不等式を整理する。
x+2y≤8 0.2x+y≤10 -> x+5y≤50 次に、これらの不等式を満たす領域を図示する。
x≥0, y≥0 なので、第一象限の領域。 x+2y=8 は (8,0) と (0,4) を通る直線。 x+5y=50 は (50,0) と (0,10) を通る直線。 2つの直線の交点を求める。
x+5y=50 2式を引き算すると、−3y=−42 より y=14。 x=8−2y=8−2(14)=8−28=−20。 しかし、これは第一象限に存在しないため、領域の交点は x+2y=8 と x+5y=50の交点ではない。 領域の頂点を求める。
(1) (0,0): x=0,y=0 (2) x=0 と x+2y=8 の交点: x=0,y=4 -> (0,4) (3) x=0 と x+5y=50 の交点: x=0,y=10 しかし、x+2y≤8の条件を満たさないため、(0,10)は領域に含まれない。 (4) y=0 と x+2y=8 の交点: x=8,y=0 -> (8,0) (5) y=0 と x+5y=50 の交点: x=50,y=0 しかし、x+2y≤8の条件を満たさないため、(50,0)は領域に含まれない。 (6) x+2y=8 と x+5y=50 の交点: 上で計算した通り、x=−20,y=14 となる。これは x≥0 の条件を満たさないため、領域に含まれない。 正しい交点を求める:x+2y=8とx+5y=50の式を連立して解く x=8−2yをx+5y=50に代入する: 8−2y+5y=50, 3y=42, y=14 よって、x=8−2(14)=8−28=−20 ただし、x,y≥0 より、この交点は領域に含まれない。 グラフを描いてみると、x+2y=8 と x+5y=50 の交点は第2象限にあることがわかる。 交点を正しく求めるには、x+2y=8 と x+5y=50 は連立方程式を解いた結果なので、条件を満たす領域は、x軸、y軸、x+2y≤8 と x+5y≤50 で囲まれた領域となる。 領域の頂点は (0,0),(8,0),(0,4) と x+2y=8 と x+5y=50 の交点ではなく、x+2y=8とx=0の交点とx+5y=50とy=0の交点の間の領域であることに注意。 領域の頂点は、x=0とy=0,x+2y=8とx+5y=50、 y=0とx+2y=8,x=0とx+5y=50の交点となる。連立方程式を解く必要がありそう。 交点は次のとおり。
(0, 0)
(8, 0)
(0, 4)
2直線の交点は上ですでに確認済み。この交点は対象となる領域には含まれない。
k=x+y とおくと、y=−x+k という直線になる。この直線を動かして、領域と交点を持つような k の最大値と最小値を求める。 k が最小になるのは (0,0) を通るときで、k=0。 k が最大になるのは (8,0) か (0,4) を通るとき。 (8,0) を通るとき、k=8。 (0,4) を通るとき、k=4。 よって、最大値は8。