与えられたデータ $13, 6, 5, 12, 9$ について、平均、分散、標準偏差、および偏差の合計を求めます。

確率論・統計学平均分散標準偏差四分位範囲確率密度関数積分
2025/7/23
はい、承知いたしました。画像に写っている4つの問題のうち、私が解けるものを順に解いていきます。
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1. 1次のデータについて、平均、分散、標準偏差、および偏差の合計を求めよ。データ: 13, 6, 5, 12, 9**

1. 問題の内容

与えられたデータ 13,6,5,12,913, 6, 5, 12, 9 について、平均、分散、標準偏差、および偏差の合計を求めます。

2. 解き方の手順

* **平均** μ\muを計算します。
μ=13+6+5+12+95=455=9\mu = \frac{13 + 6 + 5 + 12 + 9}{5} = \frac{45}{5} = 9
* 各データ点に対する**偏差**を計算します。偏差は、各データ点から平均を引いたものです。
* 139=413 - 9 = 4
* 69=36 - 9 = -3
* 59=45 - 9 = -4
* 129=312 - 9 = 3
* 99=09 - 9 = 0
* **偏差の合計**を計算します。
4+(3)+(4)+3+0=04 + (-3) + (-4) + 3 + 0 = 0
(偏差の合計は常に0になります。)
* **分散** σ2\sigma^2を計算します。これは偏差の二乗平均です。
* 偏差の二乗: 42=16,(3)2=9,(4)2=16,32=9,02=04^2 = 16, (-3)^2 = 9, (-4)^2 = 16, 3^2 = 9, 0^2 = 0
* 偏差の二乗の合計: 16+9+16+9+0=5016 + 9 + 16 + 9 + 0 = 50
* 分散: σ2=505=10\sigma^2 = \frac{50}{5} = 10
* **標準偏差** σ\sigmaを計算します。これは分散の平方根です。
σ=103.16\sigma = \sqrt{10} \approx 3.16

3. 最終的な答え

* 平均: 99
* 分散: 1010
* 標準偏差: 103.16\sqrt{10} \approx 3.16
* 偏差の合計: 00
**

2. ある120kmの道を、はじめの40kmは時速50kmで、次の50kmは時速40kmで、最後の30kmは時速60kmで走った。この時の平均時速を求めよ。**

1. 問題の内容

3つの異なる区間を異なる速度で走ったときの、全体の平均時速を求めます。

2. 解き方の手順

* 各区間にかかった時間を計算します。時間 = 距離 / 速度
* 最初の40km: t1=4050=0.8t_1 = \frac{40}{50} = 0.8 時間
* 次の50km: t2=5040=1.25t_2 = \frac{50}{40} = 1.25 時間
* 最後の30km: t3=3060=0.5t_3 = \frac{30}{60} = 0.5 時間
* 全体の走行時間を計算します。
T=t1+t2+t3=0.8+1.25+0.5=2.55T = t_1 + t_2 + t_3 = 0.8 + 1.25 + 0.5 = 2.55 時間
* 平均時速を計算します。平均時速 = 全体の距離 / 全体の時間
平均時速=1202.5547.06\text{平均時速} = \frac{120}{2.55} \approx 47.06 km/h

3. 最終的な答え

平均時速: 47.0647.06 km/h (少数第二位を四捨五入)
**

3. 次のデータから、四分位範囲 (IQR) を求めよ。56, 48, 78, 81, 86, 71, 73, 88, 46, 47, 89, 58**

1. 問題の内容

与えられたデータから四分位範囲(IQR)を計算します。

2. 解き方の手順

* データを昇順に並べます。
46, 47, 48, 56, 58, 71, 73, 78, 81, 86, 88, 89
* 第一四分位点 (Q1) を求めます。これはデータの下位25%に相当します。
データ数は12なので、Q1の位置は 0.25×12=30.25 \times 12 = 3 番目。
したがって、Q1=48Q1 = 48
* 第三四分位点 (Q3) を求めます。これはデータの上位25%に相当します。
Q3の位置は 0.75×12=90.75 \times 12 = 9 番目。
したがって、Q3=81Q3 = 81
* 四分位範囲(IQR)を計算します。IQR=Q3Q1IQR = Q3 - Q1
IQR=8148=33IQR = 81 - 48 = 33

3. 最終的な答え

四分位範囲 (IQR): 3333
**

4. 次のような確率密度関数があるとき、1 ≦ x ≦ 3 となる確率はいくらになるか f(x) = 1/3 (0 ≦ X ≦ 3)**

1. 問題の内容

与えられた確率密度関数 f(x)f(x) において、1x31 \le x \le 3 となる確率を求めます。

2. 解き方の手順

* 確率密度関数 f(x)=13f(x) = \frac{1}{3}0x30 \le x \le 3 で定義されている。
* 1x31 \le x \le 3 の範囲における確率は、確率密度関数をその範囲で積分することで求められる。
P(1x3)=13f(x)dx=1313dxP(1 \le x \le 3) = \int_1^3 f(x) dx = \int_1^3 \frac{1}{3} dx
* 積分を実行する:
1313dx=1313dx=13[x]13=13(31)=13×2=23\int_1^3 \frac{1}{3} dx = \frac{1}{3} \int_1^3 dx = \frac{1}{3} [x]_1^3 = \frac{1}{3} (3 - 1) = \frac{1}{3} \times 2 = \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

1x31 \le x \le 3 となる確率: 23\frac{2}{3}

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