(2) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、3枚とも表となる確率を求めよ。 (3) 大小2個のさいころを同時に投げるとき、出た目の数の和が5以下になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率硬貨サイコロ事象独立事象
2025/7/23

1. 問題の内容

(2) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、3枚とも表となる確率を求めよ。
(3) 大小2個のさいころを同時に投げるとき、出た目の数の和が5以下になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

(2)
硬貨を1枚投げたとき、表が出る確率は12\frac{1}{2}である。
3枚の硬貨を同時に投げるとき、それぞれの硬貨が表になる事象は独立であるから、3枚とも表となる確率は、
\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}
(3)
大小2個のサイコロを投げたとき、目の出方は全部で6×6=366 \times 6 = 36通りである。
大小のサイコロの出た目の和が5以下になるのは、
(1,1), (1,2), (1,3), (1,4)
(2,1), (2,2), (2,3)
(3,1), (3,2)
(4,1)
の10通りである。
したがって、求める確率は、
\frac{10}{36} = \frac{5}{18}

3. 最終的な答え

(2) 18\frac{1}{8}
(3) 518\frac{5}{18}

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