定積分 $\int_{b}^{0} (x - \frac{1}{3})^2 dx$ を計算する問題です。

解析学定積分積分多項式
2025/7/23

1. 問題の内容

定積分 b0(x13)2dx\int_{b}^{0} (x - \frac{1}{3})^2 dx を計算する問題です。

2. 解き方の手順

まず、積分の中身を展開します。
(x13)2=x223x+19 (x - \frac{1}{3})^2 = x^2 - \frac{2}{3}x + \frac{1}{9}
次に、展開した式を積分します。
(x223x+19)dx=13x313x2+19x+C \int (x^2 - \frac{2}{3}x + \frac{1}{9}) dx = \frac{1}{3}x^3 - \frac{1}{3}x^2 + \frac{1}{9}x + C
ここで、CC は積分定数です。
次に、積分範囲 [b,0][b, 0] で定積分を計算します。
b0(x13)2dx=[13x313x2+19x]b0 \int_{b}^{0} (x - \frac{1}{3})^2 dx = \left[\frac{1}{3}x^3 - \frac{1}{3}x^2 + \frac{1}{9}x\right]_{b}^{0}
=(13(0)313(0)2+19(0))(13b313b2+19b)= \left(\frac{1}{3}(0)^3 - \frac{1}{3}(0)^2 + \frac{1}{9}(0)\right) - \left(\frac{1}{3}b^3 - \frac{1}{3}b^2 + \frac{1}{9}b\right)
=0(13b313b2+19b)= 0 - (\frac{1}{3}b^3 - \frac{1}{3}b^2 + \frac{1}{9}b)
=13b3+13b219b= -\frac{1}{3}b^3 + \frac{1}{3}b^2 - \frac{1}{9}b

3. 最終的な答え

13b3+13b219b-\frac{1}{3}b^3 + \frac{1}{3}b^2 - \frac{1}{9}b

「解析学」の関連問題

次の定積分を計算します。ただし、$ab \neq 0$とします。 $\qquad \int_{0}^{\frac{\pi}{4}} \frac{dx}{a^2 \sin^2 x + b^2 \cos^...

定積分積分計算置換積分三角関数
2025/7/23

$\lim_{x \to \frac{\pi}{2}} \frac{ax+b}{\cos x} = 3$ が成立するように、定数 $a$, $b$ の値を求めよ。

極限微分三角関数ロピタルの定理
2025/7/23

与えられた積分の計算: $\int \frac{x}{(1+x^2)^3} dx$

積分置換積分不定積分
2025/7/23

与えられた積分 $\int \frac{r}{\sqrt{1+r^2}} dr$ を計算します。

積分置換積分不定積分
2025/7/23

極限 $\lim_{x \to \frac{\pi}{2}} \frac{ax+b}{\cos x} = 3$ が成立するように、定数 $a, b$ の値を求める。

極限関数の極限不定形ロピタルの定理
2025/7/23

与えられた定積分 $\int_{e}^{e^2} \frac{dx}{x (\log x)^4}$ を計算します。

定積分置換積分積分計算
2025/7/23

## 問題の解答

積分面積体積回転体三角関数指数関数
2025/7/23

放物線 $y = -x^2 + 4x$ (1) の接線のうち、点 $(0, 9)$ を通るものの方程式を求め、さらに (1) と求めた2つの接線で囲まれた部分の面積を求める問題です。

微分接線積分面積放物線
2025/7/23

曲線 $y = x^2(x-2)$ と曲線 $y = ax(x-2)$ で囲まれた部分の面積 $S(a)$ を最小にする $a$ の値を求めます。ただし、$0 < a < 2$ とします。

積分面積微分極値関数の最大最小
2025/7/23

関数 $f(x)$ が $f(x) = \frac{d^n}{dx^n}(x^2-1)^n$ で定義されるとき、$f(1)$ と $f(-1)$ の値を求めよ。

ライプニッツの公式導関数高階導関数多項式
2025/7/23