ある都市の20日分の最高気温を摂氏(℃)で計測したデータがあり、その平均値が15.0℃、分散が9.0である。このデータを華氏(°F)に変換したときの、平均値、分散、標準偏差を求めよ。ただし、摂氏 $x$ ℃と華氏 $y$ °Fの間には、$y = 1.8x + 32$ の関係がある。
2025/7/23
1. 問題の内容
ある都市の20日分の最高気温を摂氏(℃)で計測したデータがあり、その平均値が15.0℃、分散が9.0である。このデータを華氏(°F)に変換したときの、平均値、分散、標準偏差を求めよ。ただし、摂氏 ℃と華氏 °Fの間には、 の関係がある。
2. 解き方の手順
(1) 平均値の計算
摂氏の平均値を とすると、華氏の平均値 は、以下の式で求められます。
問題文より、 なので、
(2) 分散の計算
摂氏の分散を 、華氏の分散を とすると、
より、分散は以下の式で求められます。
問題文より、 なので、
(3) 標準偏差の計算
華氏の標準偏差 は、華氏の分散 の平方根で求められます。
3. 最終的な答え
華氏に変換したときの
平均値: 59 °F
分散: 29.16
標準偏差: 5.4