## 1. 問題の内容

解析学対数関数グラフ対数関数の性質交点
2025/7/23
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1. 問題の内容

この問題は、与えられた画像に含まれる3つの問題を解くものです。
* 問題1: 対数関数 y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x のグラフの特徴を表している説明を選びなさい。また、y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x のグラフを描いているものを選択肢の中から選びなさい。
* 問題2: 対数関数 y=log2xy = \log_2 x および y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x のグラフの交点の座標を求めなさい。
* 問題3: 対数関数 y=log2xy = \log_2 x のグラフの特徴を表している説明を選びなさい。
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2. 解き方の手順

**問題1: 対数関数 y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x**
* **特徴の選択:**
y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x は、底が1より小さい (0<12<1)(0 < \frac{1}{2} < 1) 対数関数です。したがって、xx が増加すると yy は減少します。また、定義域は x>0x > 0 であり、yy 軸が漸近線になります。したがって、「グラフは xx の値がどんどん大きくなる (x+)(x \rightarrow +\infty) と、yy の値はどんどん小さくなる (y)(y \rightarrow -\infty) 」が正しいです。選択肢の中では、5番が近いですが、y軸に漸近すると書いていないため、より適したものはグラフの形状から選びます。
* **グラフの選択:**
y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x のグラフは、xx が増加すると yy が減少するグラフです。画像の中では、「ウ」のグラフが該当します。
**問題2: 交点の座標**
* 交点を求めるには、2つの関数 y=log2xy = \log_2 xy=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x の連立方程式を解きます。
log2x=log12x\log_2 x = \log_{\frac{1}{2}} x
底の変換公式を用いて、底を2に統一します。
log12x=log2xlog212=log2xlog221=log2x\log_{\frac{1}{2}} x = \frac{\log_2 x}{\log_2 \frac{1}{2}} = \frac{\log_2 x}{\log_2 2^{-1}} = -\log_2 x
したがって、
log2x=log2x\log_2 x = -\log_2 x
2log2x=02 \log_2 x = 0
log2x=0\log_2 x = 0
x=20=1x = 2^0 = 1
x=1x = 1y=log2xy = \log_2 x に代入すると、y=log21=0y = \log_2 1 = 0
したがって、交点の座標は (1,0)(1, 0) です。
**問題3: 対数関数 y=log2xy = \log_2 x**
* **特徴の選択:**
y=log2xy = \log_2 x は、底が1より大きい対数関数です。したがって、xx が増加すると yy も増加します。また、定義域は x>0x > 0 であり、yy 軸が漸近線になります。 xxの値がどんどん大きくなる (x+)(x \rightarrow +\infty) と、yy の値もどんどん大きくなる (y+)(y \rightarrow +\infty)です。また、xx 軸に漸近すると書かれている選択肢が正しいです。
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3. 最終的な答え

* 問題1: グラフはウ
* 問題2: (1, 0)
* 問題3: 1.0 グラフはx の値がどんどん大きくなる (x→ +∞)と、x軸に漸近する。

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