問題は大きく分けて3つの部分に分かれています。 1つ目は、与えられた複数の式から単項式を選んだり、式の次数や項を答えたりする問題です。式はア $x^2+2x-3$、イ $8y^2$、ウ $9x-5y$、エ $ab^2+ab+1$ の4つが与えられています。 2つ目は、様々な式の計算を行う問題です。 3つ目は、$x=3$、$y=-2$のときの、与えられた式の値を求める問題です。

代数学式の計算単項式多項式次数式の値
2025/7/23

1. 問題の内容

問題は大きく分けて3つの部分に分かれています。
1つ目は、与えられた複数の式から単項式を選んだり、式の次数や項を答えたりする問題です。式はア x2+2x3x^2+2x-3、イ 8y28y^2、ウ 9x5y9x-5y、エ ab2+ab+1ab^2+ab+1 の4つが与えられています。
2つ目は、様々な式の計算を行う問題です。
3つ目は、x=3x=3y=2y=-2のときの、与えられた式の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

**

1. 式の識別**

(1) 単項式は、項が1つだけの式です。与えられた式の中から単項式を選ぶと、イ 8y28y^2、ウ 9x5y9x-5y が該当します。
(2) アの式の次数は、各項の次数のうち最大のものです。x2x^2の次数は2、2x2xの次数は1、3-3の次数は0なので、アの次数は2です。
(3) ウの式の項は、9x9x5y-5yです。
(4) エの式は、各項の次数のうち最大のものが次数となります。ab2ab^2の次数は3、ababの次数は2、11の次数は0なので、エの式は3次式です。
**

2. 式の計算**

(1) 7x3y4x+5y=(74)x+(3+5)y=3x+2y7x-3y-4x+5y = (7-4)x + (-3+5)y = 3x+2y
(2) (2a2+4a)(a22a)=2a2+4aa2+2a=(21)a2+(4+2)a=a2+6a(2a^2+4a)-(a^2-2a) = 2a^2+4a-a^2+2a = (2-1)a^2+(4+2)a = a^2+6a
(3) (21x7y)÷7=21x77y7=3xy(21x-7y) \div 7 = \frac{21x}{7} - \frac{7y}{7} = 3x - y
(4) 3(x+4y)+6(xy)=3x+12y+6x6y=(3+6)x+(126)y=9x+6y3(x+4y)+6(x-y) = 3x+12y+6x-6y = (3+6)x+(12-6)y = 9x+6y
(5) xy3+x+2y4=4(xy)12+3(x+2y)12=4x4y+3x+6y12=7x+2y12\frac{x-y}{3} + \frac{x+2y}{4} = \frac{4(x-y)}{12} + \frac{3(x+2y)}{12} = \frac{4x-4y+3x+6y}{12} = \frac{7x+2y}{12}
(6) (x)3×5x=(x3)×5x=5x4(-x)^3 \times 5x = (-x^3) \times 5x = -5x^4
(7) 8x2y÷23xy=8x2y×32xy=8×3x2y2xy=12x8x^2y \div \frac{2}{3}xy = 8x^2y \times \frac{3}{2xy} = \frac{8 \times 3 x^2y}{2xy} = 12x
(8) y÷xy2×7=yxy2×7=7xyy \div xy^2 \times 7 = \frac{y}{xy^2} \times 7 = \frac{7}{xy}
**

3. 式の値を求める**

(1) 4(2xy)5(xy)=4(2(3)(2))5(3(2))=4(6+2)5(3+2)=4(8)5(5)=3225=74(2x-y)-5(x-y) = 4(2(3)-(-2)) - 5(3-(-2)) = 4(6+2)-5(3+2) = 4(8)-5(5) = 32-25 = 7
(2) 9x2y3÷3xy=9x2y33xy=3xy2=3(3)(2)2=3(3)(4)=369x^2y^3 \div 3xy = \frac{9x^2y^3}{3xy} = 3xy^2 = 3(3)(-2)^2 = 3(3)(4) = 36

3. 最終的な答え

**1.**
(1) イ
(2) 2
(3) 9x9x, 5y-5y
(4) 3次式
**2.**
(1) 3x+2y3x+2y
(2) a2+6aa^2+6a
(3) 3xy3x-y
(4) 9x+6y9x+6y
(5) 7x+2y12\frac{7x+2y}{12}
(6) 5x4-5x^4
(7) 12x12x
(8) 7xy\frac{7}{xy}
**3.**
(1) 7
(2) 36

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