(1) 三角形ABCにおいて、$AB = 6$ cm, $AC = 5$ cm, $AD = 3$ cm, $\angle AED = \angle ABC$であるとき、線分AEの長さを求める。 (2) $l // m$であるとき、$\angle x$を求める。 (3) 円錐の展開図において、底面の半径を求める。 (4) 底面の半径が4cm, 高さ3cmの円柱と、底面の半径が4cm、高さが3cmの円錐を合わせた立体の体積を求める。 (5) 体積が$144 cm^3$の円錐を底面に平行な平面で切ると、底面の円の半径と切り口の円の半径の比は2:1であった。上の部分の円錐の体積を求める。
2025/4/4
1. 問題の内容
(1) 三角形ABCにおいて、 cm, cm, cm, であるとき、線分AEの長さを求める。
(2) であるとき、を求める。
(3) 円錐の展開図において、底面の半径を求める。
(4) 底面の半径が4cm, 高さ3cmの円柱と、底面の半径が4cm、高さが3cmの円錐を合わせた立体の体積を求める。
(5) 体積がの円錐を底面に平行な平面で切ると、底面の円の半径と切り口の円の半径の比は2:1であった。上の部分の円錐の体積を求める。
2. 解き方の手順
(1)
三角形ADEと三角形ABCにおいて、
は共通、であるから、三角形ADEと三角形ABCは相似である。
したがって、
(2)
とは平行なので、錯角は等しい。との間にある線を延長すると、150°の隣の角はとなる。40°の錯角も40°なので、
(3)
円錐の側面となる扇形の弧の長さは、円錐の底面の円周と等しい。
扇形の中心角は、半径は8cmなので、弧の長さは
底面の円周はなので、
(4)
円柱の体積は
円錐の体積は
合わせた体積は
(5)
円錐の体積比は相似比の3乗に等しい。半径の比が2:1なので、相似比も2:1。体積比は
全体の体積はなので、小さい円錐の体積をとすると、
ではないので、は円錐全体、は上の部分の円錐の体積
小さい円錐:大きい円錐 = 1:8 なので、上の部分の円錐の体積をとすると、
ではないので、
3. 最終的な答え
(1) 2.5
(2) 70
(3)
(4)
(5) 18