右の図のように、円の外部の点Pから円に引いた接線の接点をTとし、点Pを通る直線と円との交点をA、Bとする。PA = AB = 6であるとき、PTの長さを求める。

幾何学接線方べきの定理相似
2025/7/23

1. 問題の内容

右の図のように、円の外部の点Pから円に引いた接線の接点をTとし、点Pを通る直線と円との交点をA、Bとする。PA = AB = 6であるとき、PTの長さを求める。

2. 解き方の手順

円の接線に関する定理(方べきの定理)を利用する。方べきの定理より、PT2=PA×PBPT^2 = PA \times PB が成り立つ。
問題より、PA=6PA = 6AB=6AB = 6であるから、PB=PA+AB=6+6=12PB = PA + AB = 6 + 6 = 12となる。
したがって、PT2=6×12=72PT^2 = 6 \times 12 = 72である。
PT>0PT > 0より、PT=72=36×2=62PT = \sqrt{72} = \sqrt{36 \times 2} = 6\sqrt{2}

3. 最終的な答え

PT=62PT = 6\sqrt{2}

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