1個のサイコロを360回投げるとき、1の目が50回以上出る確率を求める問題です。二項分布を正規分布で近似して、標準正規分布表を利用して確率を計算します。
2025/7/23
1. 問題の内容
1個のサイコロを360回投げるとき、1の目が50回以上出る確率を求める問題です。二項分布を正規分布で近似して、標準正規分布表を利用して確率を計算します。
2. 解き方の手順
まず、1の目が出る回数をXとすると、Xは二項分布 に従います。この問題では、 (試行回数) であり、 (1の目が出る確率)です。
次に、二項分布の平均 と標準偏差 を計算します。
次に、標準化変数 を用いて、X=50のときのZの値を計算します。
求める確率は です。これを標準化変数Zを用いて表現すると、 となります。
ここで、 は標準正規分布表の値 を使用します。また、 (標準正規分布の対称性) です。
したがって、