連立方程式 $\begin{cases} 2x+ay=1 \\ 5x+y=3 \end{cases}$ の解が $\begin{cases} x-2y=5 \\ 3x+by=4 \end{cases}$ と同じであるとき、$a$と$b$の値をそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式一次方程式解の代入
2025/7/23

1. 問題の内容

連立方程式
$\begin{cases}
2x+ay=1 \\
5x+y=3
\end{cases}$
の解が
$\begin{cases}
x-2y=5 \\
3x+by=4
\end{cases}$
と同じであるとき、aabbの値をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

まず、連立方程式{x2y=53x+by=4\begin{cases} x-2y=5 \\ 3x+by=4 \end{cases}の解である (x,y)=(1,2)(x,y)=(1, -2)x2y=5x-2y=5 に代入して解を確認する。
12(2)=1+4=51 - 2(-2) = 1 + 4 = 5 なので、(1,2)(1, -2)x2y=5x-2y=5の解である。
(x,y)=(1,2)(x,y)=(1,-2)3x+by=43x+by=4に代入して、bbを求める。
3(1)+b(2)=43(1) + b(-2) = 4
32b=43 - 2b = 4
2b=43-2b = 4 - 3
2b=1-2b = 1
b=12b = -\frac{1}{2}
次に、(x,y)=(1,2)(x,y) = (1, -2) を連立方程式{2x+ay=15x+y=3\begin{cases} 2x+ay=1 \\ 5x+y=3 \end{cases}に代入して、aaを求める。
2(1)+a(2)=12(1) + a(-2) = 1
22a=12 - 2a = 1
2a=12-2a = 1 - 2
2a=1-2a = -1
a=12a = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

a=12,b=12a = \frac{1}{2}, b = -\frac{1}{2}

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