円周角の定理に関する問題で、円周角 $\angle BDC$ と $\angle BAC$、中心角 $\angle BOC$ の関係を利用して、角度 $x$ と $y$ の大きさを求める問題です。

幾何学円周角の定理角度
2025/4/4

1. 問題の内容

円周角の定理に関する問題で、円周角 BDC\angle BDCBAC\angle BAC、中心角 BOC\angle BOC の関係を利用して、角度 xxyy の大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

ステップ1:BDC\angle BDC は円周角であり、その大きさは 6060^\circ であると与えられています。
ステップ2:BAC\angle BACBC\stackrel{\frown}{BC} に対する円周角なので、円周角の定理より BAC=BDC\angle BAC = \angle BDC が成り立ちます。
ステップ3:したがって、x=BAC=60x = \angle BAC = 60^\circ となります。
ステップ4:BOC\angle BOCBC\stackrel{\frown}{BC} に対する中心角であり、円周角の定理より、BOC=2×BDC\angle BOC = 2 \times \angle BDC が成り立ちます。
ステップ5:y=BOC\angle y = \angle BOC なので、y=2×60=120\angle y = 2 \times 60^\circ = 120^\circ となります。

3. 最終的な答え

x=60x = 60^\circ
y=2×60=120y = 2 \times 60^\circ = 120^\circ

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