SさんとTさんがアプリP, Qを使った時の通信量を調べた結果が表にまとめられている。アプリPの1分間あたりの通信量を $x$ MB、アプリQの1分間あたりの通信量を $y$ MBとして、連立方程式を立て、アプリP, Qの1分間あたりの通信量 $x, y$ をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題一次方程式
2025/7/23

1. 問題の内容

SさんとTさんがアプリP, Qを使った時の通信量を調べた結果が表にまとめられている。アプリPの1分間あたりの通信量を xx MB、アプリQの1分間あたりの通信量を yy MBとして、連立方程式を立て、アプリP, Qの1分間あたりの通信量 x,yx, y をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

Sさんの結果から、アプリPを20分、アプリQを10分使用した時の通信量の合計が198MBなので、以下の式が成り立つ。
20x+10y=19820x + 10y = 198
Tさんの結果から、アプリPを5分、アプリQを30分使用した時の通信量の合計が66MBなので、以下の式が成り立つ。
5x+30y=665x + 30y = 66
上記の2つの式から連立方程式を立てて解く。
まず、最初の式を2倍し、2番目の式に合わせるように係数を調整する。
40x+20y=39640x + 20y = 396
次に、2番目の式を4倍する。
20x+120y=26420x + 120y = 264
連立方程式は以下のようになる。
20x+10y=19820x + 10y = 198
5x+30y=665x + 30y = 66
最初の式を4倍し、2番目の式を引くことでxxを消去する。
4(20x+10y)(5x+30y)=4(198)664(20x + 10y) - (5x + 30y) = 4(198) - 66
80x+40y5x30y=7926680x + 40y - 5x - 30y = 792 - 66
75x+10y=72675x + 10y = 726
最初の式から xx を消去するために、20x+10y=19820x + 10y = 198 を 6 倍すると 120x+60y=1188120x + 60y = 1188
次の式から yy を消去するために、5x+30y=665x + 30y = 66 を 2 倍すると 10x+60y=13210x + 60y = 132
120x+60y(10x+60y)=1188132120x + 60y - (10x + 60y) = 1188 - 132
110x=1056110x = 1056
x=1056110=52855=485=9.6x = \frac{1056}{110} = \frac{528}{55} = \frac{48}{5} = 9.6
x=9.6x = 9.620x+10y=19820x + 10y = 198 に代入する。
20(9.6)+10y=19820(9.6) + 10y = 198
192+10y=198192 + 10y = 198
10y=610y = 6
y=0.6y = 0.6

3. 最終的な答え

アプリPの1分間あたりの通信量: 9.6 MB
アプリQの1分間あたりの通信量: 0.6 MB

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