行列式を計算するにあたり、まずは行または列に関する基本変形を用いて、計算を簡略化します。
まず2行目を2で割ると、
A=413−720−13−834−99−3/2−26 次に2行目を基準に、1行目をR1→R1−4R2、3行目をR3→R3−3R2、4行目をR4→R4+7R2とすると、 A=010020−13−203−51215−3/25/2−9/2 次に1列目を基準に、行と列を入れ替えることを繰り返して計算を進めます。2列目と1列目を入れ替えると、
A=20−130100−203−51215−3/25/2−9/2 行列式は符号が変わるため、−∣A∣となります。 次に2行目を基準に、計算を進めます。
A=20−130100−203−51215−3/25/2−9/2 次に2列目を基準に展開すると、
∣A∣=1⋅2−13−20−512155/2−9/2=2−5125/2−9/2−(−20)−135/2−9/2+15−13−512 =2(45/2−60/2)+20(9/2−15/2)+15(−12+15)=2(−15/2)+20(−6/2)+15(3)=−15−60+45=−30 先程の符号を考慮すると、∣A∣=−(−30)=30。