2次関数 $y = -3x^2 + kx + k$ のグラフが常にx軸より下方にあるような、定数 $k$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次関数判別式二次不等式
2025/7/23

1. 問題の内容

2次関数 y=3x2+kx+ky = -3x^2 + kx + k のグラフが常にx軸より下方にあるような、定数 kk の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

グラフが常にx軸より下方にあるということは、上に凸の放物線である必要があり、かつx軸と交わらない(共有点を持たない)必要があります。
2次関数の係数が負であることから、上に凸であることは既に満たされています。
したがって、判別式 DD が負になる条件を求めます。
判別式 DD は、D=b24acD = b^2 - 4ac であり、この問題では a=3a = -3, b=kb = k, c=kc = k です。
D=k24(3)(k)=k2+12kD = k^2 - 4(-3)(k) = k^2 + 12k
D<0D < 0 となる kk の範囲を求めるので、
k2+12k<0k^2 + 12k < 0
k(k+12)<0k(k + 12) < 0
これを解くと、 12<k<0-12 < k < 0 となります。

3. 最終的な答え

12<k<0-12 < k < 0

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