(1)
点 B(s,t) は双曲線上の点であるから、 s2−b2t2=1 t2=b2(s2−1) 円の方程式は x2+(y−a)2=r2 である。 双曲線と円が点 B(s,t) で接するので、点 B におけるそれぞれの接線が一致する。 双曲線 x2−b2y2=1 の点 B(s,t) における接線は sx−b2ty=1 である。 円 x2+(y−a)2=r2 の点 B(s,t) における接線は sx+(t−a)(y−a)=r2 より、sx+(t−a)y=r2+a(t−a)=t2−(t−a)2+a(t−a)=t2−t2+2at−a2+at−a2=t2+a2−atとなる。 円の接線はsx+(t−a)(y−a)=0つまりsx+(t−a)y=t2−at+a2−r2 したがってsx+(t−a)(y−a)=0. 円の接線はsx+(t−a)y=r2+a(t−a)=r2+at−a2 つまりsx+(t−a)y=s2+(t−a)t=s2+t2−at=s2b2−b2+t2−at 接線の方程式は sx−b2ty=1 より、b2sx−ty=b2 sx+(t−a)y=0 より、 傾きを比較すると、t/b2s=−(t−a)s なので、 −b2t=t−a が必要。 したがって、t−a=−b2t より、t(1+b21)=a t=1+b21a=b2+1ab2 s2=b2t2+1=b2(b2+1)2a2b4+1=(b2+1)2a2b2+(b2+1)2=(b2+1)2a2b2+b4+2b2+1 s=(b2+1)2a2b2+(b2+1)2=b2+1a2b2+(b2+1)2 r2=s2+(t−a)2=s2+b4t2=s2+(b2+1)2b2a2 r=(b2+1)2a2b2+(b2+1)2+(b2+1)2b4a2=(b2+1)2a2b2+b4+2b2+1+(b2+1)2b4a2=(b2+1)2a2b6+b8+2b6+b4+a2 r=b2+1a2+b2∗s2 r2=s2+(t−a)2 (2)
三角形 ABC が正三角形となるには、AB=BC=CA であることが必要十分である。A=(0,a), B=(s,t), C=(−s,t) であるから、BC=2s AB = \sqrt{s^2 + (t-a)^2} = \sqrt{s^2 + \frac{t^2}{b^4}} = \sqrt{s^2 + (t/b^2)^2/b^2^2} =\frac{s}{t/b^2}
2s=s2+(t−a)2 4s2=s2+(t−a)2 3s2=(t−a)2 3s=a−t t+3s=a