問題は、 $x \to 0$ のとき、次の関数が与えられた近似式で表せることを示す問題です。 (1) $\log(1+x) = x + o(x)$ (2) $\sqrt{1+x} = 1 + \frac{1}{2}x - \frac{1}{8}x^2 + o(x^2)$ (3) $\frac{1}{1+x} = 1 - x + x^2 + o(x^2)$ (4) $\cosh x = 1 + \frac{1}{2}x^2 + o(x^2)$
2025/7/23
1. 問題の内容
問題は、 のとき、次の関数が与えられた近似式で表せることを示す問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
(1) の場合:
のマクローリン展開は で与えられます。
したがって、 となります。
(2) の場合:
なので、二項定理を用いると、
したがって、 となります。
(3) の場合:
は等比数列の和の公式から、 と展開できます。
したがって、 となります。
(4) の場合:
です。
のマクローリン展開は であり、
のマクローリン展開は です。
したがって、 となります。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)