(1) 2桁の自然数に対し、その数の一の位の数の4倍を足すと5の倍数になることを説明する。 (2) 2辺が$x$ cmの二等辺三角形と、1辺が$y$ cmの正方形を組み合わせた図形の周の長さが$l$ cmであるとき、$x$を$l$と$y$を用いて表す。
2025/7/23
1. 問題の内容
(1) 2桁の自然数に対し、その数の一の位の数の4倍を足すと5の倍数になることを説明する。
(2) 2辺が cmの二等辺三角形と、1辺が cmの正方形を組み合わせた図形の周の長さが cmであるとき、をとを用いて表す。
2. 解き方の手順
(1) 2桁の自然数を (ただし、は整数、) と表す。
この数に一の位の数の4倍を足したものは、
は整数なので、は5の倍数である。
(2) 図形の周の長さを考えると、二等辺三角形の2辺(それぞれ cm)と正方形の3辺(それぞれ cm)を足した長さが周の長さ cmに等しい。
したがって、
この式をについて解くと、
3. 最終的な答え
(1) 2桁の自然数をとおくと、となり、これは5の倍数である。
(2)