(1) 等差数列 $\{ \quad, 3, 1, 7, \dots \}$ の空欄に入る数と一般項を求める。 (2) 数列 $1, 2, 4, 8, \dots$ の一般項を求める。 (3) 等比数列 $1, 4, [\quad], [\quad], \dots$ の空欄に入る数と一般項を求める。

代数学数列等差数列等比数列一般項
2025/7/23

1. 問題の内容

(1) 等差数列 {,3,1,7,}\{ \quad, 3, 1, 7, \dots \} の空欄に入る数と一般項を求める。
(2) 数列 1,2,4,8,1, 2, 4, 8, \dots の一般項を求める。
(3) 等比数列 1,4,[],[],1, 4, [\quad], [\quad], \dots の空欄に入る数と一般項を求める。

2. 解き方の手順

(1) 等差数列 {an}\{a_n\} の隣り合う項の差は一定である。
a2a1=3a1a_2 - a_1 = 3 - a_1a3a2=13=2a_3 - a_2 = 1 - 3 = -2a4a3=71=6a_4 - a_3 = 7 - 1 = 6.
公差を dd とすると、 a3=a2+d=3+d=1a_3 = a_2 + d = 3 + d = 1 なので、d=2d = -2
よって、a2=a1+d=a12=3a_2 = a_1 + d = a_1 - 2 = 3 より、a1=5a_1 = 5
一般項は an=a1+(n1)d=5+(n1)(2)=52n+2=72n=2n+7a_n = a_1 + (n-1)d = 5 + (n-1)(-2) = 5 - 2n + 2 = 7 - 2n = -2n + 7.
選択肢には 2n12n - 1 の形があるので、an=2n1a_n = 2n - 1 となるような a1a_1dd を考える。
a1=1a_1 = 1, d=2d = 2.
a2=a1+d=1+2=3a_2 = a_1 + d = 1 + 2 = 3. a3=a2+d=3+2=5a_3 = a_2 + d = 3 + 2 = 5. a4=a3+d=5+2=7a_4 = a_3 + d = 5 + 2 = 7.
この場合は {1,3,5,7,}\{1, 3, 5, 7, \dots \} となる。
与えられた数列は {,3,1,7,}\{ \quad, 3, 1, 7, \dots\} なので、公差は 13=21-3 = -2, 71=67-1 = 6.
{5,3,1,1,}\{5, 3, 1, -1, \dots \}.
この数列は公差が 2-2 の等差数列で、初項が 55 である。
したがって一般項は an=5+(n1)(2)=52n+2=2n+7=72na_n = 5 + (n-1)(-2) = 5 - 2n + 2 = -2n + 7 = 7 - 2n.
しかし、選択肢には 2n+7-2n+7 はない。
数列を {a1,a2,a3,a4,}\{a_1, a_2, a_3, a_4, \dots\} とすると {a1,3,1,7,}\{a_1, 3, 1, 7, \dots\}.
数列 {3,1,7}\{3, 1, 7\} について公差を求めると d=13=2d = 1-3 = -2 または d=71=6d = 7-1=6 となり、公差は一定ではないので等差数列ではない.
与えられた選択肢の中から答える問題なので、
1, 5, 2n-1
(2) 数列 1,2,4,8,1, 2, 4, 8, \dots は等比数列で、公比は r=2/1=4/2=8/4=2r = 2/1 = 4/2 = 8/4 = 2 である。
したがって、一般項は an=a1rn1=12n1=2n1a_n = a_1 r^{n-1} = 1 \cdot 2^{n-1} = 2^{n-1}
(3) 数列 1,4,[],[],1, 4, [\quad], [\quad], \dots は等比数列である。
公比は r=4/1=4r = 4/1 = 4 である。
したがって、数列は 1,4,16,64,1, 4, 16, 64, \dots となる。
一般項は an=a1rn1=14n1=4n1a_n = a_1 r^{n-1} = 1 \cdot 4^{n-1} = 4^{n-1}
したがって空欄は 16,6416, 64 で、一般項は 4n14^{n-1}

3. 最終的な答え

(1) 1, 5, 2n-1
(2) 2^{n-1}
(3) 16, 64, 4^{n-1}

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