第3項が1、第15項が25である等差数列の初項 $a$ と公差 $d$ 、および第25項 $a_{25}$ を求めなさい。

代数学等差数列数列連立方程式
2025/7/23

1. 問題の内容

第3項が1、第15項が25である等差数列の初項 aa と公差 dd 、および第25項 a25a_{25} を求めなさい。

2. 解き方の手順

等差数列の第 nn 項は、初項を aa 、公差を dd とすると、 an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d と表される。
問題文より、第3項が1、第15項が25なので、
a3=a+2d=1a_3 = a + 2d = 1
a15=a+14d=25a_{15} = a + 14d = 25
この2つの式を連立方程式として解く。
2つ目の式から1つ目の式を引くと、
(a+14d)(a+2d)=251(a + 14d) - (a + 2d) = 25 - 1
12d=2412d = 24
d=2d = 2
これを a+2d=1a + 2d = 1 に代入すると、
a+2(2)=1a + 2(2) = 1
a+4=1a + 4 = 1
a=3a = -3
したがって、初項 a=3a = -3、公差 d=2d = 2 である。
第25項 a25a_{25} は、 a25=a+24d=3+24(2)=3+48=45a_{25} = a + 24d = -3 + 24(2) = -3 + 48 = 45
したがって、第25項 a25=45a_{25} = 45 である。

3. 最終的な答え

a=3a = -3, d=2d = 2, a25=45a_{25} = 45

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