$\theta$ が鈍角で、$\cos\theta = -\frac{1}{3}$ のとき、$\sin\theta$ と $\tan\theta$ の値を求めなさい。

幾何学三角比三角関数鈍角sincostan
2025/7/23

1. 問題の内容

θ\theta が鈍角で、cosθ=13\cos\theta = -\frac{1}{3} のとき、sinθ\sin\thetatanθ\tan\theta の値を求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、sin2θ+cos2θ=1\sin^2\theta + \cos^2\theta = 1 の関係式を利用して sinθ\sin\theta を求めます。
cosθ=13\cos\theta = -\frac{1}{3} を代入すると、
sin2θ+(13)2=1\sin^2\theta + (-\frac{1}{3})^2 = 1
sin2θ+19=1\sin^2\theta + \frac{1}{9} = 1
sin2θ=119=89\sin^2\theta = 1 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
したがって、sinθ=±89=±223\sin\theta = \pm\sqrt{\frac{8}{9}} = \pm\frac{2\sqrt{2}}{3}
θ\thetaは鈍角なので、90<θ<18090^{\circ} < \theta < 180^{\circ} です。この範囲ではsinθ\sin\thetaは正の値を取るので、
sinθ=223\sin\theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}
次に、tanθ=sinθcosθ\tan\theta = \frac{\sin\theta}{\cos\theta} を利用して tanθ\tan\theta を求めます。
sinθ=223\sin\theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}cosθ=13\cos\theta = -\frac{1}{3} を代入すると、
tanθ=22313=223×(3)=22\tan\theta = \frac{\frac{2\sqrt{2}}{3}}{-\frac{1}{3}} = \frac{2\sqrt{2}}{3} \times (-3) = -2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

sinθ=223\sin\theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=22\tan\theta = -2\sqrt{2}

「幾何学」の関連問題

xy平面において、点Aの座標が(2, 4)であり、点Bの座標が(7, -1)である。線分ABを2:3の比に外分する点Qのy座標を求める。

座標外分線分座標平面
2025/7/24

xy平面上に2点A(2,4)とB(7,-1)がある。線分ABを2:3に外分する点Qのx座標を求める。

座標平面線分の外分点の座標
2025/7/24

線分ABを2:3の比に外分する点Qの位置ベクトルを、A,Bの位置ベクトルの線形結合で表す時、Bの位置ベクトルの係数を求めなさい。

ベクトル外分位置ベクトル線形結合
2025/7/24

線分ABを2:3の比に外分する点Qの位置ベクトルを、AとBの位置ベクトルの線形結合で表すとき、Aの位置ベクトルの係数を求める問題です。

ベクトル外分位置ベクトル線形結合
2025/7/24

線分ABを2:3の比に外分する点Qの位置ベクトルを、A, Bの位置ベクトルで表したとき、Aの位置ベクトルの係数を求めよ。

ベクトル位置ベクトル外分点線分
2025/7/24

xy平面上に点A(2, 4)と点B(7, -1)がある。線分ABを2:3に内分する点Pのy座標を求めよ。

座標線分内分点
2025/7/24

xy平面上に点A(2, 4)と点B(7, -1)がある。線分ABを2:3に内分する点Pのx座標を求める。

座標平面線分の内分点座標
2025/7/24

線分ABを2:3の比に内分する点Pの位置ベクトルを、A, Bの位置ベクトルの線形結合で表すとき、Bの位置ベクトルの係数を求める問題です。

ベクトル内分点線形結合
2025/7/24

線分ABを2:3に内分する点Pの位置ベクトルを、A, Bの位置ベクトルの線形結合で表すとき、Aの位置ベクトルの係数を求める問題です。

ベクトル内分点線形結合
2025/7/24

1辺の長さが1の正方形 $S_1$ があり、$S_1$ に内接する円を $C_1$ とする。以下同様に、正方形 $S_n$ に内接する円を $C_n$ とし、円 $C_n$ に内接する正方形を $S_...

正方形数列等比数列面積無限級数
2025/7/24