(1) 円C1の半径r1を求める。
三角形ABCは二等辺三角形なので、AからBCに垂線を下ろし、その交点をMとすると、BM = MC = 5。
三平方の定理より、AM=132−52=169−25=144=12。 三角形ABCの面積Sは、S=21×10×12=60。 また、三角形ABCの3辺の長さはa=10, b=13, c=13なので、内接円の半径rは、r=a+b+c2S=10+13+132×60=36120=310。 円C1は三角形ABCの内接円なので、r1=310。 (2) 円C2の半径r2を求める。
円C1の中心をO1とすると、O1M = r1 = 10/3。
AO1 = AM - O1M = 12 - 10/3 = 26/3。
三角形AO1C2は、三角形ABCと相似である。相似比は、AO1 : AM = (26/3) : 12 = 26 : 36 = 13 : 18。
したがって、円C2の半径r2は、r2=r1×1813=310×1813=54130=2765。 (3) S1 + S2 + S3 + ... + Snを求める。
円の半径が等比数列をなすので、面積も等比数列をなす。
r1=310、r2=2765、公比q=r1r2=10/365/27=2765×103=1813 面積の公比は、q2=(1813)2=324169 S1=πr12=π(310)2=9100π S1+S2+S3+...+Sn=∑k=1nSk=S11−q21−q2n S1+S2+S3+...=1−q2S1=1−169/324100π/9=155/324100π/9=9100π×155324=1100π×15536=1553600π=31720π