(2) 関数 $y=ax^2$ において、$x$ の値が $-1$ から $3$ まで増加するときの変化の割合が $3$ である。このとき、$a$ の値を求めよ。 (3) 関数 $y=ax^2$ について、$x$ の値が $-1$ から $4$ まで変化するときの変化の割合が、関数 $y=-3x+2$ の変化の割合に等しいとき、$a$ の値を求めよ。 (4) 関数 $y=ax^2$ で、$x$ の値が $1$ から $3$ まで増加するときの変化の割合が $-4$ である。この関数について、$x$ の値が $-2$ から $0$ まで増加するときの変化の割合を求めよ。

代数学二次関数変化の割合関数
2025/7/24

1. 問題の内容

(2) 関数 y=ax2y=ax^2 において、xx の値が 1-1 から 33 まで増加するときの変化の割合が 33 である。このとき、aa の値を求めよ。
(3) 関数 y=ax2y=ax^2 について、xx の値が 1-1 から 44 まで変化するときの変化の割合が、関数 y=3x+2y=-3x+2 の変化の割合に等しいとき、aa の値を求めよ。
(4) 関数 y=ax2y=ax^2 で、xx の値が 11 から 33 まで増加するときの変化の割合が 4-4 である。この関数について、xx の値が 2-2 から 00 まで増加するときの変化の割合を求めよ。

2. 解き方の手順

(2) 変化の割合は yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量} で求められます。xx1-1 から 33 まで変化するとき、yya(3)2=9aa(3)^2 = 9a から a(1)2=aa(-1)^2 = a まで変化します。
変化の割合は、
9aa3(1)=8a4=2a\frac{9a - a}{3 - (-1)} = \frac{8a}{4} = 2a
これが 33 に等しいので、
2a=32a = 3
a=32a = \frac{3}{2}
(3) 関数 y=ax2y=ax^2 において、xx1-1 から 44 まで変化するときの変化の割合は、
a(4)2a(1)24(1)=16aa5=15a5=3a\frac{a(4)^2 - a(-1)^2}{4 - (-1)} = \frac{16a - a}{5} = \frac{15a}{5} = 3a
関数 y=3x+2y=-3x+2 の変化の割合は 3-3 です。
したがって、
3a=33a = -3
a=1a = -1
(4) 関数 y=ax2y=ax^2 において、xx11 から 33 まで変化するときの変化の割合は、
a(3)2a(1)231=9aa2=8a2=4a\frac{a(3)^2 - a(1)^2}{3 - 1} = \frac{9a - a}{2} = \frac{8a}{2} = 4a
これが 4-4 に等しいので、
4a=44a = -4
a=1a = -1
xx2-2 から 00 まで変化するときの変化の割合は、
a(0)2a(2)20(2)=04a2=2a\frac{a(0)^2 - a(-2)^2}{0 - (-2)} = \frac{0 - 4a}{2} = -2a
a=1a = -1 なので、
2a=2(1)=2-2a = -2(-1) = 2

3. 最終的な答え

(2) a=32a = \frac{3}{2}
(3) a=1a = -1
(4) 22

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