**(1) 不等式1, 2をそれぞれ解く**
* **不等式1:**
4x+3≤32x−1 両辺に12をかける。
3(x+3)≤8x−12 3x+9≤8x−12 −5x≤−21 x≥521 * **不等式2:**
3x−2a≤5x−4 両辺に15をかける。
5(x−2a)≤3(x−4) 5x−10a≤3x−12 2x≤10a−12 **(2) 不等式1と2を同時に満たす整数がちょうど2個存在するような a の値の範囲を求める** 不等式1の解はx≥4.2であり、不等式2の解はx≤5a−6です。 2つの不等式を同時に満たす整数がちょうど2個存在するためには、不等式1と2の共通範囲が、5と6の2つの整数を含む必要があります。
したがって、以下の条件が成り立ちます。
* 5≤5a−6<7 各辺に6を加える。
11≤5a<13 各辺を5で割る。
511≤a<513 2.2≤a<2.6 **(3) 2次方程式 x2−(2a+1)x+a2+a=0 の2つの解がともに不等式1と2の共通範囲内にあるような a の値の範囲を求める** 2次方程式を解く。
x2−(2a+1)x+a(a+1)=0 (x−a)(x−(a+1))=0 2つの解 a と a+1 がともに不等式1と2の共通範囲内にあるためには、 a≥4.2 かつ a+1≤5a−6 である必要がある。 a+1≤5a−6 a≥47 また、a+1≤5a−6 より、a≥47でなければならない。 さらに、a と a+1 が共通範囲内にあるには、4.2≤a と a+1≤5a−6 が必要である。 a+1≤5a−6 を解くと、4a≥7 となり、a≥47=1.75 となる。 共通範囲は、4.2≤a かつ a+1≤5a−6、つまり 4.2≤a と a≥1.75 の両方を満たす必要がある。 さらに、a+1 も共通範囲の上限より小さくなければならない。つまり、a+1≤5a−6 でなければならない。 4.2≤a かつ a+1≤5a−6 a+1≤5a−6 を解くと、 4a≥7 つまり、a≥47=1.75 となる。 また、a+1≤5a−6 から、a≥47 となる。 したがって、a は 4.2≤a と a≥47 の両方を満たす必要がある。 また、a+1≤5a−6 を満たす必要があるので、a≥47。 共通範囲は4.2≤x≤5a−6 であるので、aとa+1がこの範囲に含まれるためには、 4.2≤a かつ a+1≤5a−6。 a≥4.2 かつ 4a≥7、つまり a≥4.2 かつ a≥1.75。 したがって、a≥4.2。 ###