半径6の円において、弦ACと弦BDが交わっている。その交点の角度が70°のとき、弧ABと弧DCの長さの和を求める。幾何学円弧中心角円周角の定理弧の長さ2025/7/241. 問題の内容半径6の円において、弦ACと弦BDが交わっている。その交点の角度が70°のとき、弧ABと弧DCの長さの和を求める。2. 解き方の手順円の中心をOとする。弧ABの中心角を∠AOB\angle AOB∠AOB、弧DCの中心角を∠DOC\angle DOC∠DOCとする。円周角の定理より、∠ACB=12∠AOB\angle ACB = \frac{1}{2} \angle AOB∠ACB=21∠AOB、∠DBC=12∠DOC\angle DBC = \frac{1}{2} \angle DOC∠DBC=21∠DOCである。∠APB=70∘\angle APB = 70^\circ∠APB=70∘とすると、対頂角なので∠DPC=70∘\angle DPC = 70^\circ∠DPC=70∘となる。三角形の内角の和は180°なので、∠DPC=∠DBC+∠ACB\angle DPC = \angle DBC + \angle ACB∠DPC=∠DBC+∠ACB が成り立つ。したがって、70∘=12∠DOC+12∠AOB70^\circ = \frac{1}{2} \angle DOC + \frac{1}{2} \angle AOB70∘=21∠DOC+21∠AOBである。∠DOC+∠AOB=2×70∘=140∘\angle DOC + \angle AOB = 2 \times 70^\circ = 140^\circ∠DOC+∠AOB=2×70∘=140∘となる。弧長は、l=rθl = r\thetal=rθ(θ\thetaθはラジアン)で表される。ここで、半径r=6r = 6r=6であり、∠DOC+∠AOB=140∘\angle DOC + \angle AOB = 140^\circ∠DOC+∠AOB=140∘ である。140∘140^\circ140∘をラジアンに変換すると、140180π=79π\frac{140}{180} \pi = \frac{7}{9}\pi180140π=97π となる。弧AB + 弧DC = 6×79π=143π6 \times \frac{7}{9}\pi = \frac{14}{3}\pi6×97π=314π3. 最終的な答え143π\frac{14}{3}\pi314π