(1)
まず、点D、E、Pの位置ベクトルをa、cを用いて表す。 点Dは辺OAの中点なので、
OD=21a 点Eは辺OCを2:1に内分するので、
OE=32c 点Pは線分DEを1:3に内分するので、
OP=1+33OD+OE=43(21a)+32c=423a+32c=83a+61c 次に、点Fが直線OP上にあることから、実数kを用いて
OF=kOP=k(83a+61c)=83ka+6kc と表せる。
また、点Fは直線AB上にあるので、実数tを用いて
OF=OA+tAB=OA+t(OB−OA)=a+t(a+c−a)=a+tc と表せる。
したがって、
83ka+6kc=a+tc aとcは一次独立なので、 83k=1 よって、k=38、 t=6k=38×61=94 OF=a+tc=a+94c (2)
平行四辺形OABCの面積をSとする。
四角形OAFEの面積は、三角形OAFと三角形OFEの面積の和である。
三角形OAFの面積は、
OBOF=∣OB∣∣OF∣=ABOF より、AB=c, OC=BC=c, OA=a 面積比より,三角形OABの面積三角形OAFの面積=t=94 三角形OABの面積は21Sなので、 三角形OAFの面積 = 94×21S=92S 三角形OFEの面積は、
三角形OCEの面積三角形OFEの面積=ACAF=ACOF−OA=a+c94c 点EはOCを2:1に内分しているので三角形OCE = 2/3 三角形OCC、三角形OCC = 1/2 Sなので, 1/3 S
三角形OFEの面積 = 31S×94=274S 四角形OAFEの面積 = 三角形OAFの面積 + 三角形OFEの面積 = 92S+274S=276S+274S=2710S したがって、四角形OAFEの面積は平行四辺形OABCの面積の2710倍である。