長さ250mの電車Aがあるトンネルを通過するのに2分5秒かかり、長さ196mの電車Bが同じトンネルを通過するのに1分28秒かかる。電車Bの速さは電車Aの速さの1.4倍であるとき、電車Aの秒速とトンネルの長さを求める。

応用数学速さ方程式文章問題線形代数
2025/7/24

1. 問題の内容

長さ250mの電車Aがあるトンネルを通過するのに2分5秒かかり、長さ196mの電車Bが同じトンネルを通過するのに1分28秒かかる。電車Bの速さは電車Aの速さの1.4倍であるとき、電車Aの秒速とトンネルの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、時間に関する情報を秒に変換する。
* 2分5秒 = 2 * 60 + 5 = 125秒
* 1分28秒 = 1 * 60 + 28 = 88秒
次に、電車Aの速さを vAv_A m/秒、トンネルの長さを LL mとおく。
電車Bの速さは 1.4vA1.4v_A m/秒である。
電車Aがトンネルを通過するのにかかる時間について、以下の式が成り立つ。
250+LvA=125\frac{250 + L}{v_A} = 125
同様に、電車Bがトンネルを通過するのにかかる時間について、以下の式が成り立つ。
196+L1.4vA=88\frac{196 + L}{1.4v_A} = 88
上記の2つの式から vAv_ALL を求める。
まず、2つの式を整理する。
250+L=125vA250 + L = 125v_A
196+L=881.4vA=123.2vA196 + L = 88 * 1.4v_A = 123.2v_A
vAv_A を消去するために、2つの式から比を求める。
vA=250+L125v_A = \frac{250+L}{125}
vA=196+L123.2v_A = \frac{196+L}{123.2}
250+L125=196+L123.2\frac{250+L}{125} = \frac{196+L}{123.2}
123.2(250+L)=125(196+L)123.2(250+L) = 125(196+L)
30800+123.2L=24500+125L30800 + 123.2L = 24500 + 125L
3080024500=125L123.2L30800 - 24500 = 125L - 123.2L
6300=1.8L6300 = 1.8L
L=63001.8=3500L = \frac{6300}{1.8} = 3500
トンネルの長さ L=3500L=3500m
vA=250+3500125=3750125=30v_A = \frac{250+3500}{125} = \frac{3750}{125} = 30
電車Aの秒速 vA=30v_A = 30 m/秒

3. 最終的な答え

電車Aの秒速: 30 m/秒
トンネルの長さ: 3500 m

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