数列の一般項が $a_n = \frac{6n+8}{2n+10}$ で表されるとき、この数列の極限 $\lim_{n \to \infty} a_n$ を求める問題です。

解析学数列極限極限値
2025/7/24

1. 問題の内容

数列の一般項が an=6n+82n+10a_n = \frac{6n+8}{2n+10} で表されるとき、この数列の極限 limnan\lim_{n \to \infty} a_n を求める問題です。

2. 解き方の手順

数列の極限を求めるために、nn を無限大に近づけたときの ana_n の振る舞いを調べます。
分子と分母を nn で割ります。
limn6n+82n+10=limn6+8n2+10n\lim_{n \to \infty} \frac{6n+8}{2n+10} = \lim_{n \to \infty} \frac{6 + \frac{8}{n}}{2 + \frac{10}{n}}
nn が無限大に近づくと、8n\frac{8}{n}10n\frac{10}{n} は 0 に近づきます。
limn6+8n2+10n=6+02+0=62=3\lim_{n \to \infty} \frac{6 + \frac{8}{n}}{2 + \frac{10}{n}} = \frac{6 + 0}{2 + 0} = \frac{6}{2} = 3

3. 最終的な答え

3

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