次の図について、以下の問いに答えます。 (1) 点A, B, Cの座標を求めます。 (2) 三角形ABCの面積を求めます。 (3) 点Bを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

幾何学座標平面三角形の面積直線の式連立方程式交点
2025/7/24

1. 問題の内容

次の図について、以下の問いに答えます。
(1) 点A, B, Cの座標を求めます。
(2) 三角形ABCの面積を求めます。
(3) 点Bを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点A, B, Cの座標を求める。
* 点Aは、2つの直線の交点なので、y=2x+12y = 2x + 12y=x+9y = -x + 9 を連立して解く。
2x+12=x+92x + 12 = -x + 9
3x=33x = -3
x=1x = -1
y=(1)+9=10y = -(-1) + 9 = 10
よって、点Aの座標は (1,10)(-1, 10)
* 点Bは、直線 y=x+9y = -x + 9 とx軸(y=0y=0)との交点なので、y=x+9y = -x + 9y=0y = 0 を代入する。
0=x+90 = -x + 9
x=9x = 9
よって、点Bの座標は (9,0)(9, 0)
* 点Cは、直線 y=2x+12y = 2x + 12 とx軸(y=0y=0)との交点なので、y=2x+12y = 2x + 12y=0y = 0 を代入する。
0=2x+120 = 2x + 12
2x=122x = -12
x=6x = -6
よって、点Cの座標は (6,0)(-6, 0)
(2) 三角形ABCの面積を求める。
* 三角形ABCの底辺をBCとすると、BCの長さは 9(6)=159 - (-6) = 15
* 高さは点Aのy座標なので、10
* よって、三角形ABCの面積は (1/2)×15×10=75(1/2) \times 15 \times 10 = 75
(3) 点Bを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求める。
* 三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺ACの中点を通る。
* ACの中点の座標をMとすると、Mの座標は (1+(6)2,10+02)=(72,5)\left(\frac{-1 + (-6)}{2}, \frac{10 + 0}{2}\right) = \left(-\frac{7}{2}, 5\right)
* 点B(9, 0)と点M(-7/2, 5)を通る直線の傾きは、50729=572182=5252=25\frac{5 - 0}{-\frac{7}{2} - 9} = \frac{5}{-\frac{7}{2} - \frac{18}{2}} = \frac{5}{-\frac{25}{2}} = -\frac{2}{5}
* 求める直線の式を y=25x+by = -\frac{2}{5}x + b とおき、点B(9, 0)を通ることから、
0=25×9+b0 = -\frac{2}{5} \times 9 + b
b=185b = \frac{18}{5}
* よって、求める直線の式は y=25x+185y = -\frac{2}{5}x + \frac{18}{5}

3. 最終的な答え

(1) 点A: (1,10)(-1, 10)、点B: (9,0)(9, 0)、点C: (6,0)(-6, 0)
(2) 75
(3) y=25x+185y = -\frac{2}{5}x + \frac{18}{5}

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