与えられた6つの連立方程式を、加減法を用いて解き、$x$と$y$の値を求める問題です。

代数学連立方程式加減法変数
2025/7/24

1. 問題の内容

与えられた6つの連立方程式を、加減法を用いて解き、xxyyの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1)
まず、2つの式を足し合わせます。
3x+2y=273x + 2y = 27
3xy=21-3x - y = -21
足し合わせると、3x3x3x-3x が消え、2yy=y2y - y = y2721=627 - 21 = 6 となり、y=6y = 6 が得られます。
y=6y = 6 を最初の式 3x+2y=273x + 2y = 27 に代入すると、3x+2(6)=273x + 2(6) = 273x+12=273x + 12 = 273x=153x = 15x=5x = 5 となります。
(2)
まず、2つの式を足し合わせます。
x+y=6x + y = -6
5xy=65x - y = -6
足し合わせると、yyy-y が消え、x+5x=6xx + 5x = 6x66=12-6 - 6 = -12 となり、6x=126x = -12x=2x = -2 が得られます。
x=2x = -2 を最初の式 x+y=6x + y = -6 に代入すると、2+y=6-2 + y = -6y=4y = -4 となります。
(3)
まず、2つの式を足し合わせます。
4x+3y=54x + 3y = -5
4x5y=19-4x - 5y = 19
足し合わせると、4x4x4x-4x が消え、3y5y=2y3y - 5y = -2y5+19=14-5 + 19 = 14 となり、2y=14-2y = 14y=7y = -7 が得られます。
y=7y = -7 を最初の式 4x+3y=54x + 3y = -5 に代入すると、4x+3(7)=54x + 3(-7) = -54x21=54x - 21 = -54x=164x = 16x=4x = 4 となります。
(4)
まず、2つの式からxxを消去するために、上の式に-1をかけます。
8x+5y=18-8x + 5y = 18
8x+10y=128x + 10y = 12
足し合わせると、xxが消え、15y=3015y = 30となり、y=2y = 2が得られます。
y=2y = 2 を最初の式 8x5y=188x - 5y = -18 に代入すると、8x5(2)=188x - 5(2) = -188x10=188x - 10 = -188x=88x = -8x=1x = -1 となります。
(5)
まず、2つの式を引きます。
2x+7y=11-2x + 7y = -11
2x+y=7-2x + y = 7
引くと、xxが消え、6y=186y = -18となり、y=3y = -3が得られます。
y=3y = -3 を下の式 2x+y=7-2x + y = 7 に代入すると、2x3=7-2x - 3 = 72x=10-2x = 10x=5x = -5 となります。
(6)
まず、2つの式を引きます。
7x+9y=37x + 9y = -3
3x+9y=2-3x + 9y = 2
引くと、9y9yが消え、10x=510x = -5となり、x=1/2x = -1/2が得られます。
x=1/2x = -1/2 を下の式 3x+9y=2-3x + 9y = 2 に代入すると、3(1/2)+9y=2-3(-1/2) + 9y = 23/2+9y=23/2 + 9y = 29y=1/29y = 1/2y=1/18y = 1/18 となります。

3. 最終的な答え

(1) x=5x = 5, y=6y = 6
(2) x=2x = -2, y=4y = -4
(3) x=4x = 4, y=7y = -7
(4) x=1x = -1, y=2y = 2
(5) x=5x = -5, y=3y = -3
(6) x=12x = -\frac{1}{2}, y=118y = \frac{1}{18}

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