傾斜角が $12^\circ$ の坂道を $500m$ 進むとき、標高が何メートル高くなるか、また、水平方向に何メートル進むかを求め、それぞれ小数第1位を四捨五入する。

幾何学三角比直角三角形sincos勾配
2025/4/4

1. 問題の内容

傾斜角が 1212^\circ の坂道を 500m500m 進むとき、標高が何メートル高くなるか、また、水平方向に何メートル進むかを求め、それぞれ小数第1位を四捨五入する。

2. 解き方の手順

図において、坂道を進む距離が斜辺の長さ、標高が高さ、水平方向の距離が底辺の長さに相当する直角三角形ができる。
* 標高の上昇は、斜辺の長さと傾斜角の正弦を使って計算する。
標高の上昇 = 500×sin12500 \times \sin{12^\circ}
* 水平方向の距離は、斜辺の長さと傾斜角の余弦を使って計算する。
水平方向の距離 = 500×cos12500 \times \cos{12^\circ}
sin120.2079\sin{12^\circ} \approx 0.2079, cos120.9781\cos{12^\circ} \approx 0.9781 を用いると、
* 標高の上昇 = 500×0.2079=103.95104500 \times 0.2079 = 103.95 \approx 104
* 水平方向の距離 = 500×0.9781=489.05489500 \times 0.9781 = 489.05 \approx 489

3. 最終的な答え

標高は 104 m 高くなり、水平方向には 489 m 進む。

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