直線 $l$ 上にない点 P を中心とする円と直線 $l$ の交点を A とし、A を中心とする同じ半径の円と直線 $l$ の交点を B とする。次に、A を中心として半径が BP の長さの円と、半径が AP の円との交点を Q とする。このとき、$l // PQ$ であることを証明する問題で、証明の途中の空欄を埋める。

幾何学幾何学証明平行合同
2025/4/4

1. 問題の内容

直線 ll 上にない点 P を中心とする円と直線 ll の交点を A とし、A を中心とする同じ半径の円と直線 ll の交点を B とする。次に、A を中心として半径が BP の長さの円と、半径が AP の円との交点を Q とする。このとき、l//PQl // PQ であることを証明する問題で、証明の途中の空欄を埋める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた証明を詳しく見てみましょう。
ABP\triangle ABPPQA\triangle PQA において、
AB=PQAB = PQ
PB=AQPB = AQ
辺 AP は共通
とあります。
これにより、ABP\triangle ABPPQA\triangle PQA の3辺がそれぞれ等しいことがわかります。
したがって、三角形の合同条件である「3組の辺がそれぞれ等しい」より、ABPPQA\triangle ABP \equiv \triangle PQA が成り立ちます。
合同な図形の対応する角は等しいので、PAB=APQ\angle PAB = \angle APQ が成り立ちます。
PAB\angle PABAPQ\angle APQ は錯角の位置にあるので、錯角が等しいことから l//PQl // PQ が示されます。
よって、空欄に当てはまるのは「3組の辺」となります。

3. 最終的な答え

3組の辺

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