まず、正八面体は正四角錐を2つ底面で貼り合わせた形をしていると考えます。正四面体2つでも解けますが、少し難しいので、正四角錐に分解することにします。
正四角錐の一つの底面積は、4×4=16 です。 正四角錐の高さは、22 です。これは、底面の対角線の半分、22が高さになるからです。 したがって、正八面体の体積は、2×31×16×22=3642 です。 正八面体は、各面が正三角形で構成されています。一つの正三角形の面積は、43×42=43 です。正八面体は8つの正三角形からなるので、表面積は 8×43=323 です。 次に、正八面体に内接する球の体積を求めます。正八面体の中心から各面までの距離が、内接球の半径となります。正三角形の一つの面を考えます。内接球の半径をrとすると、正八面体の体積は、正四面体の体積の公式を用いて、8×31×43×r とも表せます。つまり、 3642=8×31×43×r 642=323×r r=323642=322=326 内接球の体積は、34πr3=34π(326)3=34π(278×66)=34π(27486)=34π(9166)=27646π です。