まず、与えられた行列の行列式を計算します。行列式は、以下の式で計算できます。
∣A∣=0x23x032230x32x0 行列式を計算するために、いくつかの行または列に関する余因子展開を使うことができます。例えば、1行目で余因子展開すると、
∣A∣=0⋅C11+(−1)1+2x⋅C12+(−1)1+32⋅C13+(−1)1+43⋅C14 =−x⋅C12+2⋅C13−3⋅C14 ここで、Cij は(i,j)要素の余因子です。 C12=x2330x2x0=x(0−x2)−3(0−3x)+2(2x−0)=−x3+9x+4x=−x3+13x C13=x230322x0=x(0−2x)−0(0−3x)+2(4−9)=−2x2−10 C14=x2303230x=x(3x−0)−0(2x−0)+3(4−9)=3x2−15 したがって、行列式は
∣A∣=−x(−x3+13x)+2(−2x2−10)−3(3x2−15)=x4−13x2−4x2−20−9x2+45=x4−26x2+25 ∣A∣=0 となる x を求めます。y=x2 とおくと、 y2−26y+25=0 (y−1)(y−25)=0 したがって、x2=1 または x2=25 となります。 x=±1,±5.