与えられた電束密度 $\mathbf{D} = (8 + x^3y^2)\mathbf{i} - y^2\mathbf{j} - z^2\mathbf{k}$ に対して、以下の値を求めます。 (1) 発散 $\nabla \cdot \mathbf{D}$ (2) $-1 < x, y, z < 1$ の立方体に含まれる総電荷 $Q$。ただし、$\mathbf{D} = \epsilon_0 \mathbf{E}$ および $\nabla \cdot \mathbf{E} = \frac{\rho}{\epsilon_0}$ の関係式を利用します($\epsilon_0$ は真空の誘電率、$\rho$ は電荷密度)。
2025/7/24
1. 問題の内容
与えられた電束密度 に対して、以下の値を求めます。
(1) 発散
(2) の立方体に含まれる総電荷 。ただし、 および の関係式を利用します( は真空の誘電率、 は電荷密度)。
2. 解き方の手順
(1) を計算します。
偏微分を計算すると、以下のようになります。
したがって、
(2) の立方体に含まれる総電荷 を計算します。
与えられた関係式 と より、 が成り立ちます。
したがって、 です。
総電荷 は、電荷密度 を体積積分することで得られます。
積分範囲は , , です。
まず、 について積分します。
次に、 について積分します。
最後に、 について積分します。
3. 最終的な答え
(1)
(2)