以下の連立一次方程式をクラメルの公式を用いて解く問題です。 $ \begin{cases} 3x - 4y = 10 \\ 4x + 7y = 1 \end{cases} $

代数学連立一次方程式クラメルの公式行列式
2025/7/25

1. 問題の内容

以下の連立一次方程式をクラメルの公式を用いて解く問題です。
\begin{cases}
3x - 4y = 10 \\
4x + 7y = 1
\end{cases}

2. 解き方の手順

クラメルの公式を用いるために、まず係数行列の行列式 DD を計算します。
D = \begin{vmatrix} 3 & -4 \\ 4 & 7 \end{vmatrix} = (3)(7) - (-4)(4) = 21 + 16 = 37
次に、xx を求めるための行列式 DxD_x を計算します。これは、DD の第1列を定数項で置き換えたものです。
D_x = \begin{vmatrix} 10 & -4 \\ 1 & 7 \end{vmatrix} = (10)(7) - (-4)(1) = 70 + 4 = 74
xx の値は、x=DxDx = \frac{D_x}{D} で求められます。
x = \frac{74}{37} = 2
次に、yy を求めるための行列式 DyD_y を計算します。これは、DD の第2列を定数項で置き換えたものです。
D_y = \begin{vmatrix} 3 & 10 \\ 4 & 1 \end{vmatrix} = (3)(1) - (10)(4) = 3 - 40 = -37
yy の値は、y=DyDy = \frac{D_y}{D} で求められます。
y = \frac{-37}{37} = -1

3. 最終的な答え

x=2x = 2, y=1y = -1

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