1. 問題の内容
定積分 を計算します。
2. 解き方の手順
この積分は、円の面積に関連付けて解くことができます。被積分関数 は、中心が原点 、半径が1の円の上半分を表します。
積分範囲は から ですが、 が実数値をとるのは の範囲です。積分区間が から となっているのは誤りであると考えられます。
そこで、積分区間が から であると仮定して解きます。つまり、 を計算します。
は、半径1の円の上半分を表します。積分 は、この円の上半分のうち、 から までの領域の面積を表します。これは、半径1の円の4分の1の面積に相当します。
円の面積は であり、ここで なので、面積は となります。円の4分の1の面積は となります。
したがって、
もし、積分区間が から であった場合、被積分関数 は が 1 より大きい範囲で定義されないので、積分は定義されません。
3. 最終的な答え
積分区間が から であると仮定した場合、最終的な答えは
となります。
積分区間が から の場合、積分は定義されません。