定積分 $\int_{2}^{3} \frac{1}{x^2} dx$ を計算します。

解析学定積分積分解析
2025/7/25

1. 問題の内容

定積分 231x2dx\int_{2}^{3} \frac{1}{x^2} dx を計算します。

2. 解き方の手順

まず、積分 1x2\frac{1}{x^2} を計算します。1x2=x2\frac{1}{x^2} = x^{-2} であるので、
x2dx=x11+C=1x+C\int x^{-2} dx = \frac{x^{-1}}{-1} + C = -\frac{1}{x} + C
となります。ここで CC は積分定数です。
次に、定積分の値を計算します。
231x2dx=[1x]23=13(12)=13+12\int_{2}^{3} \frac{1}{x^2} dx = \left[ -\frac{1}{x} \right]_{2}^{3} = -\frac{1}{3} - \left(-\frac{1}{2}\right) = -\frac{1}{3} + \frac{1}{2}
最後に、分数の足し算を実行します。
13+12=26+36=16-\frac{1}{3} + \frac{1}{2} = -\frac{2}{6} + \frac{3}{6} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}

「解析学」の関連問題

$\lim_{x \to \infty} \frac{x}{e^x}$ を求めよ。

極限ロピタルの定理指数関数
2025/7/25

$\lim_{x \to -\infty} \frac{x}{e^x}$ の極限を求める問題です。

極限ロピタルの定理指数関数
2025/7/25

与えられた極限 $\lim_{x \to +0} \frac{(\log x + 1)^2}{4x}$ を計算します。ここで $\log x$ は自然対数とします。

極限自然対数ロピタルの定理
2025/7/25

定積分 $\int_{1}^{2} 3x^2 dx$ を計算してください。

定積分不定積分微積分学の基本定理arctan
2025/7/25

与えられた極限値を求めます。問題は以下の通りです。 $\lim_{x \to +0} \frac{\log x}{x}$ ここで、$\log x$ は自然対数(底が $e$ の対数)を表します。

極限自然対数発散ロピタルの定理
2025/7/25

$a$ を正の定数とする。曲線 $x = a(\theta - \sin\theta), y = a(1 - \cos\theta)$ $(0 \leq \theta \leq 2\pi)$ 上の点P...

パラメータ表示法線極限微分
2025/7/25

曲線 $C: y = x^3 - kx$ 上の点 $A(a, a^3 - ka)$ における接線 $l_1$ を引く。$l_1$ と $C$ の $A$ 以外の交点を $B$ とする。点 $B$ にお...

接線微分関数の最大最小不等式
2025/7/25

次の極限を計算します。 $\lim_{x \to 0} \frac{-x^2 + \sinh^2(2x)}{4\sinh^2(x)}$

極限ロピタルの定理双曲線関数テイラー展開
2025/7/25

与えられた極限の等式 $\lim_{n \to \infty} \left(1 - \frac{1}{n}\right)^n = \frac{1}{e}$ を証明する。

極限テイラー展開自然対数指数関数
2025/7/25

(1) $\lim_{x \to 0} \frac{\sqrt{1-x} - \sqrt{1+2x}}{x}$ の極限値を求めよ。 (2) $\lim_{x \to -2} \frac{x^2 + a...

極限有理化不定形因数分解定数
2025/7/25