問題は2つあります。 (1) 等差数列 $5, x, 11, \dots$ において、$x$ の値を求めよ。 (2) 等差数列 $x+1, 9, x^2-3, \dots$ において、$x$の値を求めよ。

代数学等差数列数列一次方程式二次方程式因数分解
2025/7/25

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) 等差数列 5,x,11,5, x, 11, \dots において、xx の値を求めよ。
(2) 等差数列 x+1,9,x23,x+1, 9, x^2-3, \dots において、xxの値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 等差数列では、隣り合う項の差が一定です。したがって、x5=11xx - 5 = 11 - x が成り立ちます。この式を解いて xx を求めます。または、等差中項の性質から、x=5+112x = \frac{5+11}{2} を計算します。
x=5+112=162=8x = \frac{5+11}{2} = \frac{16}{2} = 8
(2) 等差数列では、隣り合う項の差が一定です。したがって、9(x+1)=(x23)99 - (x+1) = (x^2-3) - 9 が成り立ちます。この式を解いて xx を求めます。
9(x+1)=(x23)99 - (x+1) = (x^2-3) - 9
9x1=x2399 - x - 1 = x^2 - 3 - 9
8x=x2128 - x = x^2 - 12
x2+x20=0x^2 + x - 20 = 0
(x+5)(x4)=0(x+5)(x-4) = 0
x=5x = -5 または x=4x = 4
x=5x=-5のとき、数列は 5+1,9,(5)23,-5+1, 9, (-5)^2-3, \dots つまり 4,9,22,-4, 9, 22, \dotsとなり、公差は 9(4)=139-(-4)=13, 229=1322-9=13で、等差数列になる。
x=4x=4のとき、数列は 4+1,9,423,4+1, 9, 4^2-3, \dots つまり 5,9,13,5, 9, 13, \dotsとなり、公差は 95=49-5=4, 139=413-9=4で、等差数列になる。

3. 最終的な答え

(1) x=8x = 8
(2) x=5,4x = -5, 4

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