長方形ABCDがあり、点Pは頂点Dを出発し、毎秒2cmの速さで辺DA, AB, BCの順に頂点Cまで動きます。点Pが頂点Dを出発してから$x$秒後の三角形CPDの面積を$y$ cm$^2$とします。 (1) 点Pが辺DA上、辺AB上、辺BC上を動く場合について、$x$と$y$の関係を式で表し、また$x$の変域を求めます。 (2) 点Pが頂点Dから頂点Cまで動くときの$x$と$y$の関係をグラフに表します。
2025/7/25
1. 問題の内容
長方形ABCDがあり、点Pは頂点Dを出発し、毎秒2cmの速さで辺DA, AB, BCの順に頂点Cまで動きます。点Pが頂点Dを出発してから秒後の三角形CPDの面積を cmとします。
(1) 点Pが辺DA上、辺AB上、辺BC上を動く場合について、との関係を式で表し、またの変域を求めます。
(2) 点Pが頂点Dから頂点Cまで動くときのとの関係をグラフに表します。
2. 解き方の手順
(1)
① 辺DA上
点Pが辺DA上にあるとき、です。
三角形CPDの底辺はCDで長さは20cm、高さはDPで長さは cmです。したがって、面積は
の変域は
② 辺AB上
点Pが辺AB上にあるとき、です。
三角形CPDの底辺はCDで長さは20cm、高さはADで長さは4cmです。したがって、面積は
の変域は
③ 辺BC上
点Pが辺BC上にあるとき、です。
三角形CPDの底辺はCDで長さは20cm、高さはPCです。
PCの長さは cmなので、
の変域は
(2)
グラフは、以下のようになります。
- のとき、(原点を通る直線)
- のとき、(水平な直線)
- のとき、(直線)
3. 最終的な答え
(1)
① 辺DA上
,
② 辺AB上
,
③ 辺BC上
,
(2)グラフ(説明):
- (0,0)から(2,40)まで直線
- (2,40)から(12,40)まで水平な直線
- (12,40)から(14,0)まで直線