与えられた極限の計算、関数の導関数、そしてマクローリン展開の係数を求める問題です。具体的には以下の3つの問題に分かれています。 (1) $\lim_{x\to1} \frac{\cos(x-1)-1}{x^2-2x+1}$ を計算する。 (2) $f(x) = e^{2x} \arctan(e^{-2x})$ の導関数 $f'(x)$ を計算し、与えられた形 $f'(x) =$ キ $e^{2x} (\arctan(e^{-2x}) - \frac{ク}{1+e^{4x}})$ に当てはまる定数 キ, ク を選択肢から選ぶ。また、$g(x) = \frac{1}{\sqrt{x^2+3}}$ について、$g'(1)$ および $g''(1)$ の値を求め、選択肢から選ぶ。 (3) $f(x) = (1+x)^{1/3} + \frac{4}{81}x^3$ のマクローリン展開 $f(x) = a_0 + a_1x + a_2x^2 + a_3x^3 + R_4(x)$ において、係数 $a_0, a_1, a_2, a_3$ を求める。
2025/7/25
1. 問題の内容
与えられた極限の計算、関数の導関数、そしてマクローリン展開の係数を求める問題です。具体的には以下の3つの問題に分かれています。
(1) を計算する。
(2) の導関数 を計算し、与えられた形 キ に当てはまる定数 キ, ク を選択肢から選ぶ。また、 について、 および の値を求め、選択肢から選ぶ。
(3) のマクローリン展開 において、係数 を求める。
2. 解き方の手順
(1) の計算:
まず、 と置くと、 のとき となる。
したがって、 となる。
を用いると、 となる。
よって、アイ = -1、ウ = 2。
(2) の導関数の計算:
積の微分公式より、。
であり、.
したがって、.
。
よって、キ = 2、ク = 2。
.
.
.
.
.
よって、ケ = -1/8、コ = -1/32。
(3) のマクローリン展開:
よって、.
3. 最終的な答え
(1) アイ = -1、ウ = 2
(2) キ = 2、ク = 2、ケ = -1/8、コ = -1/32
(3) サ = 1、シ/ス = 1/3、セソ/タ = -1/9、チ/ツ = 1/9