関数 $y = 2x^2$ のグラフ上の点Pと原点Oと点A(3, 0)を結んでできる三角形POAについて、以下の問いに答える。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。 (1) 点Pのx座標が2のとき、三角形POAの面積を求める。 (2) 点Pのx座標を$p$として、三角形POAの面積を$p$の式で表す。 (3) 三角形POAの面積が48cm$^2$となるときの点Pの座標を全て求める。

代数学二次関数グラフ面積座標
2025/7/25

1. 問題の内容

関数 y=2x2y = 2x^2 のグラフ上の点Pと原点Oと点A(3, 0)を結んでできる三角形POAについて、以下の問いに答える。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。
(1) 点Pのx座標が2のとき、三角形POAの面積を求める。
(2) 点Pのx座標をppとして、三角形POAの面積をppの式で表す。
(3) 三角形POAの面積が48cm2^2となるときの点Pの座標を全て求める。

2. 解き方の手順

(1) 点Pのx座標が2のとき、y座標はy=2(2)2=8y = 2(2)^2 = 8となる。
よって、点Pの座標は(2, 8)である。
三角形POAの底辺をOAとすると、底辺の長さは3である。
高さは点Pのy座標なので、8である。
三角形の面積は、12×底辺×高さ \frac{1}{2} \times 底辺 \times 高さ で求められるので、
12×3×8=12 \frac{1}{2} \times 3 \times 8 = 12 (cm2^2)
(2) 点Pのx座標がppのとき、y座標はy=2p2y = 2p^2となる。
よって、点Pの座標は(pp, 2p22p^2)である。
三角形POAの底辺をOAとすると、底辺の長さは3である。
高さは点Pのy座標なので、2p22p^2である。
三角形の面積は、12×底辺×高さ \frac{1}{2} \times 底辺 \times 高さ で求められるので、
12×3×2p2=3p2 \frac{1}{2} \times 3 \times 2p^2 = 3p^2 (cm2^2)
(3) 三角形POAの面積が48cm2^2となるとき、3p2=48 3p^2 = 48 である。
p2=483=16 p^2 = \frac{48}{3} = 16
p=±16=±4 p = \pm \sqrt{16} = \pm 4
したがって、p=4 p = 4 のとき、点Pの座標は(4,2(4)24, 2(4)^2) = (4, 32)。
p=4 p = -4 のとき、点Pの座標は(4,2(4)2-4, 2(-4)^2) = (-4, 32)。

3. 最終的な答え

(1) 12 cm2^2
(2) 3p23p^2 cm2^2
(3) (4, 32), (-4, 32)

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