正方形の花壇があり、幅が5mと3mの道を作ったところ、残った花壇の面積が元の面積の$\frac{3}{4}$になった。元の花壇の面積を求める。

代数学二次方程式面積文章問題
2025/7/25

1. 問題の内容

正方形の花壇があり、幅が5mと3mの道を作ったところ、残った花壇の面積が元の面積の34\frac{3}{4}になった。元の花壇の面積を求める。

2. 解き方の手順

まず、元の正方形の花壇の一辺の長さを xx [m] とする。
元の花壇の面積は x2x^2 [m2^2] である。
道を作った後の花壇の一辺の長さは、それぞれ (x5)(x-5) [m] と (x3)(x-3) [m] である。
残った花壇の面積は (x5)(x3)(x-5)(x-3) [m2^2] である。
問題文より、残った花壇の面積は元の面積の34\frac{3}{4}なので、以下の式が成り立つ。
(x5)(x3)=34x2(x-5)(x-3) = \frac{3}{4}x^2
これを解く。
x28x+15=34x2x^2 - 8x + 15 = \frac{3}{4}x^2
両辺に4をかけると、
4x232x+60=3x24x^2 - 32x + 60 = 3x^2
x232x+60=0x^2 - 32x + 60 = 0
この二次方程式を解く。
(x2)(x30)=0(x - 2)(x - 30) = 0
x=2,30x = 2, 30
xxは花壇の一辺の長さなので、道幅より大きい必要がある。x=2x=2のとき、x5x-5が負の数になってしまうので不適。よってx=30x=30
元の花壇の面積は x2x^2 なので、302=90030^2 = 900 [m2^2]。

3. 最終的な答え

900 m2^2

「代数学」の関連問題

問題は、次の2つの式を展開することです。 (1) $(2a - b)^2$ (2) $(3a + 4b)^2$

展開二項定理多項式代数
2025/7/26

与えられた連立方程式を解いて、$x$と$y$の値を求める問題です。連立方程式は次の通りです。 $4x - 7y = x - 3y - 10 = -5$

連立方程式方程式一次方程式
2025/7/26

与えられた連立方程式を解き、$x$, $y$, $z$ の値を求める問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $x + y = 5$ $y + z = -1$ $z + x = -2$

連立方程式線形代数変数
2025/7/26

三奈さんは、ある目標金額までお金を貯めるために、毎月同じ金額を貯金することにした。7か月間貯金をすると目標金額より400円少なくなり、9か月間貯金をすると目標金額より1000円多くなる。毎月の貯金額を...

一次方程式文章問題連立方程式
2025/7/26

与えられた連立一次方程式を解く問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $4x + 7y = 2$ $3x + 4y = -1$

連立一次方程式加減法方程式の解
2025/7/26

与えられた置換の積を計算する問題です。具体的には、以下の4つの小問があります。 (1) $\begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 \\ 3 & 1 & 2 \end{pmatrix} \b...

置換置換の積群論
2025/7/26

与えられた連立一次方程式を解きます。 ``` 3x + 2y - 4z = -6 4x - 2y + z = -25 2x + 3y + z = 8 ```

連立一次方程式代入法計算
2025/7/26

5つの連続する偶数の和が10の倍数になる理由を、真ん中の偶数を $2n$ ($n$は整数)として説明する。

整数の性質代数式倍数連続する偶数
2025/7/26

一の位が0でない3桁の自然数において、百の位と一の位を入れ替えてできる3桁の数との差が9で割り切れることを説明する問題です。空欄「ア」、「イ」、「ウ」に当てはまる式を答えます。

整数の性質文字式論証割り算
2025/7/26

与えられた連立方程式を解く問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $5x - 12y = -16$ $3x + 4y = -4$

連立方程式加減法方程式
2025/7/26