13.5n の整数部分が4桁であるということは、13.5n が 1000 以上 10000 未満であるということです。 すなわち、
1000≤13.5n<10000 この不等式の各辺の常用対数をとると、
log101000≤log1013.5n<log1010000 3≤nlog1013.5<4 13.5=227=233 であるから、 log1013.5=log10233=3log103−log102=3(0.4771)−0.3010=1.4313−0.3010=1.1303 したがって、
3≤1.1303n<4 各辺を 1.1303 で割ると、 1.13033≤n<1.13034 2.654≤n<3.539 n は整数なので、n=3 となります。 しかし、問題文は整数nの個数を求めているので、範囲を正しく評価する必要があります。
1000≤(27/2)n<10000 3≤nlog10(27/2)<4 3≤n(log1027−log102)<4 3≤n(3log103−log102)<4 3≤n(3(0.4771)−0.3010)<4 3≤n(1.4313−0.3010)<4 3≤n(1.1303)<4 3/1.1303≤n<4/1.1303 2.654≤n<3.539 nの個数は1個。
しかし、問題は「整数部分が4桁であるような整数nの個数」なので、
1000≤13.5n<10000 を満たす整数 n の個数を求めます。 n=3 のとき、13.53=2460.375 なので、確かに4桁です。 n=2 のとき、13.52=182.25 なので、3桁です。 n=4 のとき、13.54=33215.0625 なので、5桁です。 したがって、13.5n の整数部分が4桁になるのは n=3 のときだけです。