与えられた2つの消費関数について、グラフを描き、限界消費性向を求める問題です。 消費関数は以下の通りです。 (1) $C = 100 + 0.8Y$ (2) $C = 150 + 0.7Y$ ここで、$C$ は消費、$Y$ は所得を表します。

応用数学消費関数経済学グラフ一次関数限界消費性向
2025/7/26

1. 問題の内容

与えられた2つの消費関数について、グラフを描き、限界消費性向を求める問題です。
消費関数は以下の通りです。
(1) C=100+0.8YC = 100 + 0.8Y
(2) C=150+0.7YC = 150 + 0.7Y
ここで、CC は消費、YY は所得を表します。

2. 解き方の手順

各消費関数のグラフは、縦軸に消費 (CC)、横軸に所得 (YY) をとった直線のグラフになります。
限界消費性向は、所得が1単位増加したときに消費がどれだけ増加するかを示すもので、消費関数の傾きに相当します。
具体的には、以下の手順で解きます。
(1) C=100+0.8YC = 100 + 0.8Y の場合:
* Y=0Y=0のとき、C=100C = 100なので、(0,100)(0, 100)を通る。
* Y=100Y=100のとき、C=100+0.8100=180C = 100 + 0.8 * 100 = 180なので、(100,180)(100, 180)を通る。
* この2点を通る直線をグラフに描く。
* 限界消費性向は0.80.8YYの係数)。
(2) C=150+0.7YC = 150 + 0.7Y の場合:
* Y=0Y=0のとき、C=150C = 150なので、(0,150)(0, 150)を通る。
* Y=100Y=100のとき、C=150+0.7100=220C = 150 + 0.7 * 100 = 220なので、(100,220)(100, 220)を通る。
* この2点を通る直線をグラフに描く。
* 限界消費性向は0.70.7YYの係数)。

3. 最終的な答え

(1) C=100+0.8YC = 100 + 0.8Y のグラフは、(0,100)(0, 100)(100,180)(100, 180)を通る直線。限界消費性向は 0.80.8
(2) C=150+0.7YC = 150 + 0.7Y のグラフは、(0,150)(0, 150)(100,220)(100, 220)を通る直線。限界消費性向は 0.70.7

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