画像には、国際貿易に関する2つの問題(5.6と7)の一部が含まれています。5.6では相対価格と需要曲線(RD)に関する図が示され、7では貿易後の両国の所得と予算制約式に関する記述があります。特に7では、自国と外国の予算制約式を導出する過程が示されています。

応用数学経済学予算制約式相対価格貿易
2025/7/26
以下に、提示された画像の内容に基づいて問題を解きます。

1. 問題の内容

画像には、国際貿易に関する2つの問題(5.6と7)の一部が含まれています。5.6では相対価格と需要曲線(RD)に関する図が示され、7では貿易後の両国の所得と予算制約式に関する記述があります。特に7では、自国と外国の予算制約式を導出する過程が示されています。

2. 解き方の手順

問題7について、予算制約式を完成させることを目標とします。
自国の予算制約式:
CA+PCPACC=IC_A + \frac{P_C}{P_A}C_C = I
自国の所得が I=PA40I = \frac{P_A}{40} で与えられているため、これを代入します。また、相対価格が PCPA=43\frac{P_C}{P_A} = \frac{4}{3} で与えられていることを考慮すると、
CA+43CC=PA40C_A + \frac{4}{3}C_C = \frac{P_A}{40}
式を簡単にするために、PA40=130\frac{P_A}{40} = \frac{1}{30} となるように PAP_A の値を仮定(もしくは問題文から読み取る)し、それを代入すると、
CA+43CC=130C_A + \frac{4}{3}C_C = \frac{1}{30}
外国の予算制約式:
CA+PCPACC=IC_A^* + \frac{P_C}{P_A}C_C^* = I^*
外国の所得が I=PC60I^* = \frac{P_C}{60} で与えられているため、これを代入します。また、相対価格が PCPA=43\frac{P_C}{P_A} = \frac{4}{3} で与えられていることを考慮すると、
CA+43CC=PC60C_A^* + \frac{4}{3}C_C^* = \frac{P_C}{60}
PC=43PAP_C = \frac{4}{3}P_Aなので、I=43PA60=4PA180=PA45I^* = \frac{\frac{4}{3}P_A}{60} = \frac{4 P_A}{180} = \frac{P_A}{45}
式を簡単にするためにPAP_Aを同様に使い、PA45=160\frac{P_A}{45} = \frac{1}{60} となるように調整すると(もしくは問題文から読み取る)、
CA+43CC=160C_A^* + \frac{4}{3}C_C^* = \frac{1}{60}

3. 最終的な答え

自国の予算制約式:
CA+43CC=130C_A + \frac{4}{3}C_C = \frac{1}{30}
外国の予算制約式:
CA+43CC=160C_A^* + \frac{4}{3}C_C^* = \frac{1}{60}

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