まず、長方形の性質から、∠ABC=90° である。また、∠CEB=30° が与えられている。 ∠AEB=180°−∠CEB=180°−30°=150° である。 線分EFを折り目として折っているので、∠FEB=∠CEF である。 ∠AEB+∠CEF+∠FEB=180° より、∠CEF+∠FEB=180°−∠AEB=180°−150°=30° である。 ∠CEF=∠FEB であるから、∠CEF=∠FEB=230°=15° である。 次に、∠EBC=30° なので、∠ABE=∠ABC−∠EBC=90°−30°=60° である。 長方形を折ったとき、点Dは点D'に移動する(図には書かれていないが、点Dの上あたりにD'がある)。
∠DFE=x とすると、∠EFD′=∠DFE=x である。 また、∠EFD+∠EFD′=180° なので、∠EFD=∠DFE=2180°=90° ではない。 点Fから線分BEに垂線を下ろし、その交点をGとする。
長方形ABCDを折り曲げているので、∠CFE=90°である。 ∠CFE=∠CEF+∠EFCより、∠EFC=90°−∠CEF=90°−15°=75°である。 ∠CFE=∠EFD=x となる。